言いたいこと、伝えたいことがまとまらず文字だらけのムービーはアウト!

泣かせよう、感動させようと意気込んで、感謝の気持ちを綴った文字だらけのプロフィールムービーになっていませんか?文章ばかりだと、とても見にくく感情を揺さぶられないムービーになってしまいます。また、内容をつめ込み過ぎてしまうと、感動も薄れてしまうのではないでしょうか。ポイントをおさえて、感動する・泣けるプロフィールムービーを作りましょう。
感謝を伝える相手と具体的なエピソードを語ること
今日をむかえるまで、沢山の人のお世話になってきたことだと思います。ひとりひとりへの感謝の気持ちが大きいことは分かりますが、泣けるプロフィールムービーを作る場合、感謝を伝える相手はしぼった方がいいでしょう。
・反抗期に沢山迷惑をかけた両親
・やさしい笑顔で包んでくれた祖父母
・辛い時にすぐ駆けつけてくれた親友たち
伝えたい人が決まったのなら、具体的なエピソードを絡めながら相手への感謝の言葉を文章で表現しましょう。
酷く反抗しながらも、毎日早起きしてお弁当を作ってくれたこと。
共働きの両親に変わって、さみしい思いをさせないようにしてくれたこと。
先生に怒られた時や部活の試合に負けた時に、ただそばにいてくれたこと。
口では恥ずかしくてなかなか伝えられない感謝の気持ちを、ありったけの気持ちで伝えましょう。
文才がなくても大丈夫です。あなたなりの言葉で伝えることが大切です。
感動というのは伝染していくものです。深い愛情と感謝の気持ちを伝えれば、その対象が自分ではなくても、見ているだけで涙を誘います。
映りがいいものだけでなく、感情が爆発している写真を選ぶこと

感動する・泣けるプロフィールムービーにしたいのなら、使う写真は表情が豊かなものを選びましょう。
・成人式の日に、家族みんなで撮った喜びに満ち溢れた写真
・運動会で負けてしまって、悔し涙を流している写真
・友達と修学旅行ではしゃいで、思いっきり笑っている写真
感情が爆発している写真は、きれいに映った集合写真よりも、見ている人の感情を揺さぶります。
当時関わりがあった人たちは、より鮮明に記憶をたどることが出来るのではないでしょうか。
かわいくきれいに映っている写真だけを選びがちですが、これは感動を呼び起こすのに最適です。
泣ける邦楽をBGMに選べば、より感動的に
感動する・泣けるプロフィールムービーには、泣けるBGMが欠かせません。
映画において、使われている音楽が良いかどうかは、映画の出来の8割を決めると言われています。映画の話ですが、同じ映像であるプロフィールムービーにも同様の事が通用するのではないでしょうか。
邦楽をおすすめする理由は、歌詞の内容がストレートに伝わるからです。
近年結婚式で使用されて人気が高く、プロフィールムービーにも使えそうな邦楽をピックアップしてみました。
・ひまわりの約束 / 秦基博
・ありがとう / 大橋卓弥
・sign / Mr.Children
・にじいろ / 絢香
どの曲も歌詞を聞き取りやすいので、感情の高ぶりをより増すことが出来ます。
あえて「花嫁からの手紙」の直前に流すのも効果的

プロフィールムービーは、お色直しの間に流すのが一般的ではないでしょうか。
そこをあえて、花嫁からの手紙の直前に流してみませんか?
花嫁からの手紙と言えば、会場中が感動の渦に包まれる瞬間です。このタイミングで、心を込めて作ったプロフィールムービーを流せば、より感動と涙を誘うのではないでしょうか。
構成とタイミングで会場を感動の渦に!
「感動する・泣けるプロフィールムービーを作ろう!」と意気込み過ぎると、かえって空回りしてしまいます。ありふれた言葉と日常を切り取った写真で、今までの感謝を伝えるだけで、自然と感動は生まれるはずです。