簡単にポップさを出すコツは、
「コマ撮り、吹き替え、BGM」

プロの芸人さんと同じネタでも、素人がやるとちっとも面白くありませんよね。笑いを支えるのは、絶妙なタイミングと間の取り方だからなんです。面白い動画を作るコツも同じで、素材よりも編集力が物を言います。これを真似するのは、プロ仕様の編集ソフトや経験がないとかなり難しいです。でも、諦めることはありません。簡単にコミカルなプロフィールムービーを作るコツがあるんですよ!
1 コマ撮りアニメ(写真が二枚あれば人が動く!)

動画で撮られるのって、どうも照れくさいものですよね。
自然な様子を撮ったりコメントを言ってもらうシーンなら問題ないのに、「演技」が入るととたんにむずがゆさのある動画になります。
普段画面で見ている相手はプロのタレントや役者さんばかりなので、素人感には強い違和感を覚えるのです。
変にギクシャクしたものになるくらいなら、思い切ってコマ撮りアニメにしてしまうのも手です。
動画なのに、あえて静止画を使うということです。カクカクとしたアナログな動き方が、コミカルな味になりますよ!
滑らかに動くコマ撮りアニメを作るのは非常に手間のかかるものですが、ピンポイントで使うなら少ない枚数でも大丈夫です。
写真は最低二枚あればそれだけで動きを付けることができます。例えば下のような人物の写真を用意してそれを繰り返すだけで、ピコピコ動いてくれますよ!
写真1 真顔/写真2 笑顔
写真1 直立/写真2 おじぎ
写真1 手を右に振る/写真2 手を左に振る
もちろん、写真が3枚、4枚あればより綺麗な動きになります。
Google公式アカウントがyoutubeで公開している、「Android:コマ撮りアニメのつくり方 」では、コマ撮りでどんな表現ができるかよくわかります。ぜひご覧下さい!
2 吹き替え(パロディ字幕で当てレコする!)

ナレーションはプロと素人の違いが歴然と現れる部分なので、手作り動画の場合は無理にナレーションを
入れないことをおすすめします。
代わりに、字幕を使います。
字幕は、コミカルにちょっとしたおふざけを入れるテクニックも使えます。
実際の音声とは全く異なる字幕で当てレコしたり、誇張を盛り込むと、クスッと笑えるプロフィールムービーを作ることができますよ!
例えば、親戚の赤ちゃんが「結婚生活には三つの大事な袋があります…」なんて説教臭い話をする。
会社の先輩が新郎や新婦の普段の仕事ぶりを、異常に褒めちぎる(字幕で。本当はそこまで言ってない!)など。
ただし、素材は自前で用意しましょう。
近年、映画スターや政治家などのインタビュー動画、映画のワンシーンなどを無許可で加工したパロディムービーが沢山作られていますが、これは著作権侵害にあたります。
式場によっては上映を拒否する例もあるそうです。
3 ポップなBGMを選ぼう!

同じ動画でも、BGMを変えると明るい雰囲気にも暗い雰囲気にもなります。音楽はとっても大事です。
ポップで明るい曲を選びましょう。
しかし、ずーっとノリノリな曲が流れっぱなしで少々やかましく、飽きてしまいます。
パートごとに変化を付けましょう。
プロフィールムービーは、基本的に以下の三つのパートで構成されます。
1 新郎のおいたち
2 新婦のおいたち
3 二人の出会いと結婚
新郎おいたちは男性ボーカルのポップス、新婦おいたちは女性ボーカルのポップス、最後にバラードなど。
パートごとに曲の継ぎ目がくるので、バツンと切って繋いでも違和感がなく、編集も楽です。
最後にバラードを持ってくることで感動も演出することができます。
プロフィールムービーをコミカルに!コツさえわかれば簡単です
動画編集ができる場合は、上の3つのポイントを参考に作ってみて下さいね。実際にやってみて難しいなと感じたら、プロの業者さんを捜した方が安全ですが、その際にこのテクニックを使っている業者さんを捜してみましょう。