ご招待したゲストのテーブルを案内する席次表、席札は、お二人の個性を存分に出したいものです。ゲストの心に残る、一味ちがった席札、席次表をご紹介します。感謝の気持ちを込めて手作りするのはきっと思い出に残ることでしょう。
結婚式までに準備しないといけないものってホントに多いわよね。
ウェディングドレス、ウェディングケーキ、ウェルカムボード、装花…、あ、そうだ！席札や席次表も用意しないといけないんだった。
席札と席次表って、ゲストが披露宴会場に到着したときに一番先に見るものだよね。
席札はゲストの席を案内する大事な役割をするものだしね。
おや、今日は珍しく穏やかに相談をしているんだね。
あ、なるほど。席札と席次表についての話をしているのか。
そうなんですよー。今までは新郎新婦の準備のことばかりで、ゲストが見るものとか、手に取るもののことまで気がまわらなかったんです。
席札や席次表って結婚式の第一印象を決めるものですものね。
前回呼ばれた結婚式では、とってもオシャレな席札と席次表が印象的でした。
席札はカラフルなジェリービーンズが入ったビンに名前が書いてあって、そのまま持ち帰ることができるというものでした。
席札なら今は紙だけじゃなく、いろんなアイデアが満載の席札が人気なんだ。
本来席札を用意する目的は、結婚式会場に入ったときにゲストの席をわかりやすく案内することだけど、結婚式という特別な場所で自分の名前が入った席札を見つけたときに「嬉しい！」と感じてもらえるという、おもてなしの気持ちも込められているんだよ。
単なる名札とはワケが違うんだ。
例えばゲストがグッとくる一味ちがった席札や席次表はこんなものがあるぞ。
ゲストの心に残る、一味ちがった席札、席次表
・お持ち帰りしてもらえるスイーツに名前を書いた札を添える
・形がキレイな石、季節の葉などに名前を書く
・貝殻や松ぼっくりなど、ナチュラルな素材に名前を書いた札を添える
・お好みの香りのアロマキャンドルに名前を書いた札を添える
・ナフキン留めにオシャレな紙を巻いて名前を書く
・お箸ケースに名前を書く
お持ち帰りしてもらえるスイーツを席札にするというアイデアは人気だよ。
例えば、クッキーやドラジェなどを可愛いプチ袋に入れてそのまま持って帰っていただくものだね。
どんな席札にも言えることだが、添える名前の札に書く文字は招待するゲストの年齢幅を考えよう。
アルファベットではわかりづらかったり、小さすぎて読めなかったりする可能性もあるからね。
全てのゲストにわかるような配慮が必要だ。
オシャレなアルファベットの書体がいいなと思っても、読みづらいと感じるゲストもいらっしゃるということですね。
文字が小さすぎたりしたら、披露宴会場でどこの座席なのか迷ってしまうかもしれません。
オシャレなイメージと実用的なことを兼ねないといけないっていうことがわかりました。
僕はシンプルな席札がいいなと思うんだけど、ヨメちゃんはセンスがいいから、デザインとかは任せたいな。
次に席次表だが、席札とデザインを一緒にすることが多いようだね。
まあ、席札がナフキン留めや箸ケースだった場合は、名前を書く札やラベルの素材を合わせると統一感がでる。
席次表の役割は、自分の座る席を知るためだったり、当日どんなゲストが招待されているのかを知るためだったり、新郎新婦の交友関係、仕事関係、親戚関係を知るためにあるんだ。
席次表の一番の役割は自分の座る席を知るためだが、当日招かれているゲストの紹介も兼ねているとも言えるね。
また挨拶に行かなければ行けないゲストがいるのかどうか、どの席に座っているのかをひと目で確認することもできる便利なアイテムでもあるんだ。
手持ち無沙汰な時間（披露宴が始まる前や、お色直し中の時間など）に手にとって楽しんでもらえるような内容を盛り込んでもいいだろう。
例えばこんなアイデアはどうだろう。
・席次表に二人の出会いからの年表を入れる
・ゲストの似顔絵を入れる
・会場の見取り図を入れる
二人の馴れ初めがわかる年表が入った席次表は、どんな結婚式スタイルでも人気があるね。
また、席次表にゲストの似顔絵や写真、プロフィールが入っていると、グッと親しみが湧くぞ。
わあ！それはいいアイデアですね！
ムコ君、私達の出会いからの年表は絶対に入れようよ！
二人がどんなふうに出会って、恋に発展して、無事結婚まで辿り付けるのか、波乱万丈な物語にしちゃおう♪
…ヨメちゃん、それじゃリアル過ぎるんじゃない？
・席札は簡単にお持ち帰りしてもらえるプチスイーツや小物に名前を添えるとオシャレ
・文字はゲストに合わせて書体を考え、小さすぎて見づらくないようにすると印象アップ
・席次表は二人の出会いからの年表やゲストの似顔絵やプロフィールがあると楽しい
