日本古来の結婚式といえば神前式。チャペルでのウエディングもいいけれけど、やっぱり日本人として神前式も気になるところ。でも、着る物も式の流れも分からない…。そもそも周りに神前式をやった人がいない…。大丈夫、品格ある神前式を成功させるおすすめの演出をご紹介しましょう！
日本人として生まれ育ったからには神前式がやりたいの！
（昨日のチャペルへのあこがれはどこへやら）
ヨメ香ちゃん！やっぱり日本人なら神前式だよね！
博士まで！？
でしょ！？博士話が早い！
今日もいつも通りのアレを教えて！
神前式におけるおすすめの演出はこれだ！
1 日本古来の音楽を取り入れる
2 和装に映える折り鶴シャワー
3 白無垢以外の服装もアリ
この3つだ!
いきなりなんですが、1 日本古来の音楽を取り入れるって例えばどんなものですか？
演歌とか！？
例えば、
・雅楽の生演奏
・巫女の舞
などを取り入れてみるのはどうかな？
日本っぽくっていい！
会場によってはオプションとして可能な場所もあるから相談してみるといいだろう。
どちらもチャペルなど洋風の結婚式では難しい演出だからこそ、和の雰囲気漂う神前式にこそうってつけだ。
より格調高い式を演出することが出来るぞ。
なかなか触れる機会もないですから、ゲストも喜びますね！
生演奏が出来なかったら、和楽器を取り入れた音楽を使うのもありね。
次の2 和装に映える折り鶴シャワーだがなんのことか分かるかな？
ライスシャワーとかそっち系？
そうだ。
挙式の後に、千代紙でおった小さめの鶴を二人にかけるんだ。
色んな柄の紙でおった鶴を使えば、それが舞う光景も美しいだろう。
鶴には、
・平和
・健康
・長寿
といった縁起がいいものの象徴にもなっている。
こういった点からも結婚式には最適なモチーフだ。
終わった後の鶴が地面に落ちている様子も、SNS映えしそうで女子には嬉しいわ。
そういう点でも思い出に残る演出だね。
ただし、折り鶴シャワーを禁止している会場もあるから事前に聞いておくのは必須だ。
最後は3 白無垢以外の服装もアリに関してだ。
神前式=白無垢ってイメージです。
かわいいんだけどねー。
もうちょっと遊び心が欲しいわ。
ではヨメ香ちゃん。
黒引き振袖はどうかな？
[ http://www.hatsuko-endo.co.jp/blog/2010/12/post-42.html ]
かわいい！
…けど黒って大丈夫なの？
黒は他の何色にも染まらない色だろう。
黒引き振袖には、『あなたの元に嫁いだからには、もう他の色に染まることはありません。』という意味があるんだ。
そうなんですね！
初めて知りました！
奥ゆかしい日本人妻って感じね！
正式な婚礼衣装として古くからあるものだから、決してマナー違反なものではないよ。
他に特徴として
・豪華な帯
・身のこなしが楽ちん
といったメリットもある。
動きやすいのは嬉しい！
他にも色打掛も人気だぞ。
色合いがすごくきれいですね！
そうだろう。
特徴は、
・重厚な雰囲気でとても豪華
・カラーや柄のバリエーションが豊富
この2点だろう。
着心地は黒引き振袖と違い少し窮屈に感じるかもしれないが、日本人女性なら一度は袖を通してみたいと思うだろう。
一番人気は赤だと聞くが、パステルカラーの色打掛も僕は好きだな。
[ 上：http://w.watabe-wedding.co.jp/products/detail.php?product_id=162 ]
[ 下：http://w.watabe-wedding.co.jp/products/detail.php?product_id=158 ]
和装が似合う女ってすてきよね♡
ちなみに、色打掛には『懐剣』という小物がついているんだが、これは遥か昔に武家の女性が護身用として持っていた短刀のなごりなんだ。
これには、
・魔除けの意味
・自分の身は自分で守る、という意思表示の意味
の2種類の意味があるといわれている。
凛とした女性ですてきね♡
女はやっぱりこのくらい度胸がなくっちゃね。
和装には昔ならではの意味があってそれを今に引き継いでデティールとして残している部分がある。
その意味を知りながら和装に袖を通すと、また身も引き締まるだろう。
やっぱり神前式気になってきた！
そっちのリサーチも進めよう！
・雅楽の生演奏や舞を踊ってくれるオプションがあればぜひ利用しよう。
・折り鶴シャワーは神前式こそオススメだが、禁止の会場もあるので注意。
・神前式=白無垢ではない！黒もパステルカラーもOK！
