プロフィールムービーって必要なの？という声にお応えします

昨今、プロフィールムービーを取り入れるケースが非常に増えてきています。
友人の結婚式で何回もみた、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
実際、ウェディングムービーの種類の中で一番取り入れられているのはウェディングムービーです。

なぜ、ほとんどの新郎新婦がプロフィールムービーを取り入れているのでしょうか。

・ゲストの方に楽しんでもらえる
そもそも結婚式の演出は何のためにあるかというと、ゲストに楽しい時間を過ごしてほしいからですよね。
プロフィールムービーは、ゲストが知らない新郎新婦の一面を伝えることができて、よりゲストの思い出に残る結婚式にすることができます。
ふたりが出会う前、どんな環境で生まれ育ち、どう出会い、結婚するまでに至ったのかというストーリーがわかることで、より新郎新婦へ感情移入しやすくなるんですね。
また、新郎側のゲストが新婦のことを、新婦側のゲストが新郎のことを知るいい機会でもあります。

・中座、お色直しの時間などに有効的に使える
披露宴でよく問題になるのが、中座、お色直しの時間をどうするかということ。
誰かに余興をやってもらうにしてもあてがないし気が引ける、でも何もなしでは味気ない……と悩んでいる新郎新婦も多いはずです。
食事もひと段落し、新郎新婦がお色直しで退場したあたりの時間を埋めるのに便利なのが、プロフィールムービーです。
実際に一番多く流されるのは中座・お色直しのタイミングなんです。

・感謝のメッセージを伝えることができる
新郎新婦の生い立ちやふたりの馴れ初めを写真で伝えるのがプロフィールムービーの大きな役割ですが、その他にも家族や親しい友人などに感謝のメッセージを伝えることもできます。
生い立ちの冒頭、まだ赤ちゃんの頃の新郎又は新婦とその両親が写っている写真のところで、「とても幸せな家族に生まれました」「いままでありがとう」などといったメッセージを添えたりすると、とても感動的な演出になります。
また、友人と一緒に写った思い出の写真と共に、「これからもずっと友達です」「つらいとき相談に乗ってくれてありがとう」といったメッセージもいいでしょう。
ちなみに、披露宴の終わりに流すエンドロールの方が感謝を伝えるという意味では適しているのですが、予算の関係上組み込めないという場合にはプロフィールムービーで代用するという手もあります。

人気の高いプロフールムービーですが、もちろん、プロフィールムービーを入れないという選択肢もあります。

・金銭面の問題
やっぱり気になるのがコストの問題。
プロフィールムービーを業者に作ってもらうとおよそ1本およそ2～4万円、それに加えて式場での映像機器の使用料などでおよそ4～6万円ほどはかかってきます。
そのコスト分を料理に使いたい、他のサプライズ演出に回したいといった理由でプロフィールムービーを省略することもあります。
しかし、会場によっては無料で機器を使えるところもありますし、プロフィールムービーそのものは自作できるので節約は可能です。

・料理、歓談を楽しんでほしい
プロフィールムービーを流すタイミングは、ほとんどが食事の間です。
ですので、料理を食べる手が止まってしまうというのも事実。
新郎新婦によっては、特に料理に力を入れたのでゆっくりと楽しんで欲しいからプロフィールムービーは流さないという場合もあります。