披露宴で流すプロフィールムービーの写真選びって悩みますよね。 プロフィールムービーでは写真が何といっても重要です。ゲストは写真を通して新郎新婦の今までの歩みを振り返ります。 思わず感情移入して、涙する方も多いんです。 ここでは、ゲストに素敵な時間を過ごしてもらいたい新郎新婦の為に、プロフィールムービーに使う写真選びの5つのポイントをお教えします。
1 写真は時系列別に並べて感情移入できるように!
まず、プロフィールムービーの基本的な流れは
1 新郎の誕生~就職あたりまで
2 新婦の誕生~就職あたりまで
3 ふたりが出会ってから
というものになります。
1と2の新郎新婦の生い立ちの部分では、誕生から現在までの各時代の写真を時系列順にバランスよく入れて成長の過程を追うことで、ゲストが感情移入しやすくするのが大きなポイントです。
各時代の具体的な例をあげると、
誕生~幼少期~小学校
・七五三の写真
・兄弟や親戚とあそんでいる写真
・小学校の運動会で頑張っている写真
・入学式や卒業式の写真
赤ちゃんの写真といっしょに両親の結婚当時の写真を入れるのもいいでしょう。
小学校の入学式、卒業式は鉄板。運動会などの行事で家族が集まっている写真などもあると楽し気です。
中学校~高校
・部活動の写真
・友達と遊んでいる写真
急に大人びた雰囲気になるこの時期。部活で頑張っている姿や、友達とはしゃいでいる姿の写真などがいいでしょう。
大学~社会人
・サークル活動の写真
・学生旅行や社員旅行の写真
・成人式の写真
一人前の大人になる頃の写真も必要です。
2 小さい頃の写真は盛り上がるので多めに入れよう!
各時代の枚数のバランスですが、幼少期の頃の写真を多く選ぶといいと言われています。
幼少期の頃新郎新婦がどのように過ごしていたかというのは親族以外あまり知らないですし、なによりも子供が遊んでいる姿がスクリーンに映されるだけで、会場の雰囲気が柔らかくなります。
まず間違いないのは、小学校の入学式~行事で頑張る姿~卒業式、といった流れ。
成長の過程をよりゲストに伝えることができます。
また、七五三などで撮った家族写真などは、今までの家族との繋がりを感じさせますよね。
「このころは今と違ってお転婆で、両親をよく困らせていました」などとメッセージを加えるのもいいでしょう。
3 ふたりパートはできるだけ等身大で写っているものを
新郎新婦それぞれの生い立ちパートの後は、ふたりの出会いから現在までのパートになります。
ふたりパートの写真となると多くなりがちなのが、カメラを意識した張りきった写真。
遊園地の前で並んでピース、ふたりで自撮りでピース、と、同じような構図の写真ばかりになってしまうと、いくら幸せな写真といえどゲストは飽きてしまいます。
そこで効果的なのが、「等身大の写真」。現代はスマートフォンが普及しているので、いつでも気軽に写真が撮れる時代です。
デートでご飯を食べる恋人を撮ってみたり、家の中で不意に恋人を撮って怒られたり、そういう経験はありませんか?
そんな、いい意味でカメラを意識していない等身大の写真があることで、ふたりの関係性がよりリアルにゲストに伝わるのです。
そういった写真があったら、是非何枚か加えてみましょう。
4 ゲストの写っている写真を可能な限り選ぼう
生い立ちパートでもふたりパートでも、もちろん新郎新婦以外に写っている人達がいると思います。
その時、できるだけゲストとして参列してくださっている人達と写っている写真を選ぶのがポイントです。
観ているゲストの気持ちとしては、やっぱり自分と写っている写真が使われていれば嬉しいもの。
こんなことしてたなぁ、あの時は一緒に遊んだなぁ、と、自分と新郎又は新婦とのつながりを再確認できる瞬間でもあります。
幼少期の頃は両親や親戚との写真、小さい頃からの幼馴染などがいいですね。
学生時代では、部活の先輩や後輩など、青春時代を共に過ごした人達との写真があると、そのゲストの方は懐かしくてグッとくるものがあるのではないでしょうか。
就職~現在までの写真では、同僚な上司と思い出を共有できる写真があるといいでしょう。
5 大勢で写っている写真は華があるので必須!
学生旅行やパーティーなどの写真は楽しげで華がありますよね。
プロフィールムービーでも、大勢で写っている写真はインパクトがあって効果的です。
観ているゲスト側からすれば、流れてくる写真のほとんどは自分とは直接関係のないもの。
ですから、なるべく楽し気な写真を多く選んで、充実した時間を過ごしてもらいたいところです。
ハロウィンの仮装大会の様な、知らない人がみてもくすっと笑ってしまうような写真があると会場の雰囲気がぐっと良くなるので、おすすめです。
ゲストの目線に立つことが大事!
いかがでしたでしょうか。
プロフィールムービーは、新郎新婦が今までどんな時間を過ごしてきたのかをゲストに追体験してもらうものでもあります。
ふたりが経験してきたことをよりわかりやすく伝え、ゲストへの感謝の気持ちを伝える為には、全体を通して、「ゲストの目線に立つこと」が大事なポイントになります。
この写真であの人喜んでくれるかなぁ、と考えながら写真を選ぶのも、とても楽しいですよ。
・写真は時系列順に、特に幼少期の写真を多めに選ぼう!
・ふたりパートでは自然な雰囲気の写真があるといい!
・ゲストと一緒に写っていたり、大勢で写っている楽しそうな写真を選ぼう!